ブランクありで訪問看護を始めました。

総合病院を経て、老人病院で働いていましたが、家事都合で仕事から離れて4年、訪問看護ステーションで働いています。

 

老人病院で働いていたときに、入院していることで本来は自立できる方が自立できなくなったり、医療の都合が基本的にあって、その方に本当に必要な医療なのか、その方のQOLはどうなんだろう、とよく考えていました。

 

医療は確かに人を救うためにあるのですが、高齢によって、老化によって、人生が終わりに近づいている方にも負担の大きな医療が必要なのか、自分の口から食べられなくなって、本当にこの方にとって満足いく生活なのか、答えは出ないのですが、考えていました。

 

高齢化社会となって、病院でのそのような様子も広く伝わるようになると、在宅医療を希望し、人生ぎりぎりまで自宅で過ごしたいという方達も増えてきていることを知り、復職するなら、訪問看護師として働いてみたいと思っていました。

 

また、勤務時間も自分には合っていました。訪問看護のパートは、土日休みがもらえて、残業もまずありません。

 

訪問看護を始めてした日は、とても緊張しました。もちろんカルテがあり、情報もあるわけですが、私が行くことで不安にさせてしまったら、と思ったりしました。

 

在宅介護をされている方は、自分達から外へはなかなか出られないので、私達のような訪問者を心待ちにしています。

 

看護師の仕事としてはベーシックなものですが、医療関係者がみてくれている、というのは大きな安心であり、私も仕事をきちんとできるよう、患者様だけでなく、ご家族の気持ちにも寄り添えるように働きたいと思っていました。

 

定期的な訪問だけれど「よく来てくださいました。」と言ってくださるご家族があり、支えになっていることを実感します。

 

住み慣れた家で、いつも見ていた風景の中で、最期まで暮らしたい、そんな思いをサポートできることが、今は、とてもやりがいがあり、嬉しいです。